カテゴリ : 社会
2014年 11月 3日 12:29
10月30日(木)の朝、ポルトアレグリ市の歴史ある公園が、珍しい来訪者によって騒ぎとなった。
午前11時ごろ、パルカォンの名で親しまれているモイーニョス・ジ・ヴェント公園内を裸で走っていた一人の女性が現行犯で取り押さえられた。現地メディア(「G1」同日づけ)が伝えている。
同公園は市民の憩いの場で、ジョギングや散歩をする人が常に集う場所でもあるという。
公園にいる人たちからの通報で同州の軍警察官が駆けつけ、市の北部にある保健所にまで車で連行された。目撃者の話によると、警察は女性を保護する際に毛布で体を覆っていたという。女性は夕方17時半ごろ精神鑑定を受けたという。
同市保健局は、女性が連行された場所は明かさなかった。女性は30歳くらいとみられ、同市の住民とのこと。両親と連絡がとれたことにより、女性が精神病の治療を受けていることがわかった。
(文/麻生雅人)
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