サンパウロファッションウィーク2015秋冬コレクション 「Ronaldo Fraga(ホナウド・フラガ)」
2014年 11月 11日コレクション発表の前に、”Animal não é grife. Adote, nao compre.(動物はブランドではない。買わずに、里親になって)”と書かれた札を下げた犬が登場するという異例のスタートを切ったホナウド・フラガのショー。
犬の退場後、真っ赤な髪のシダ・モレイラが赤いライトの中でピアノの前に座り、演奏を始めました。
都会の喧騒や洗練などをテーマにした今期ですが、モデルたちが全身を赤く塗り、額に大きな両目を描いた姿で登場し、観客を驚かせました。
前半は、黒やグレーを基調にした都会的なスタイルが登場。異なる素材の組み合わせが洗練された印象です。中でも、全身にパールが縫い付けられたマキシドレスが目を引きました。
中盤は、得意のプリント。今回は、ピエロの顔や口、赤い4つ目の顔、ドットなどです。後半は、白を基調に、さまざまな素材が登場。
デザイナーが登場すると、ほとんどの観客が立ち上がり、大きな拍手を送りました。
(文/東リカ Rika Higashi、写真/Agência Fotosite/Divulgação)
SPFW2015秋冬コレクション、3日目の11月5日(水)、カンジド・ポルチナリ公園の特設会場にて、「ホナウド・フラガ」。ランナウェイ写真は次ページ以降に掲載