2014年 11月 17日 00:34
[サンパウロ 17日 Reuters] – ジウマ・フセフィ(ルセーフ、ルセフ)大統領と中国の習近平国家主席は、中国市場にむけての牛肉販売を解禁するという公式な調書を署名した。
同国への牛肉の輸出はパラナ州で狂牛病の疑いが記録された2012年以来、禁輸とされていた。
大統領府の声明によると、会談は土曜の夜(ブラジリア時間)、オーストラリアのブリスベーンで開催された20カ国・地域(G20)首脳会議の休憩時間中に行われた。
ネリ・ゲレル農相は、中国は同国主席が7月にブラジルを訪問した後、禁輸措置を中断していたと語った。この二国間協定によって、ブラジル政府は2015年に、中国に対して8億USドルから12億USドルの牛肉の販売を見込んでいるという。
また会談では、中国へのエンブラエル機の販売など、航空機業界における両国のリレーションシップの進展についても話し合われた。ジウマ大統領と習近平国家主席との最後の会談は、ブラジルのフォルタレーザ市(セアラー州)で開催された第6回BRICS首脳会議の間に行われた。
(写真/Roberto Stuckert Filho/PR)
写真は11月16日、オーストラリアのブリスベーン。ジウマ・フセフィ(ルセーフ、ルセフ)大統領と中国の習近平国家主席
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