ブラジル南部グラマードのクリスマス・イベント、ナタウ・ルース

2014年 12月 14日

ナタウ・ルース

「クリスマスの大パレード」は期間中、毎週木曜と日曜、夜の21時半から開催される。行進は400名の参加者と11の山車により、3つのパートに分かれて行われる。

同パレードはこれまでグラマードの市街地で行われていたが、今年からはボルジェス・ジ・メデイロス大通りにあるエキスポ・グラマード内に作られた行進用トラックで開催されている。新しい行進用トラックは幅約30メートル、距離が約120メートル。客席数は、これまでよりも約1000席増えて4200席になり、天井もあるので、天気を気にせずにイベントを実行できるようになったという。

また、2014年から、新たなアトラクションとして4D映画「クリスマスの大冒険4D」の上映が行われている。上映会場はグラマード国際映画祭の会場でもあるフェスティバル・パレス。

ただし、今年はクリスマスの大パレードとナチヴィタッテンの前売り券はほぼ完売状態にあると、12月12日づけ「G1」が伝えている。観覧を予定されている方はイベントのホームページ(http://www.natalluzdegramado.com.br/)にてご確認を。

ナタウ・ルース

(文/麻生雅人、写真/Cleiton Thiele/SerraPress)
写真は12月11日(木)、リオグランジドスウ州グラマード。名物「ナタウ・ルース」の人気イベントのひとつ「クリスマスの大パレード」

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著者紹介

加藤元庸 Motonobu Kato

加藤元庸 Motonobu Kato
1980年代後半にインディーズ映画制作会社エンボディメントフィルムズを創設。後にワーナーブラザースで宣伝に関わった後、ロスアンゼルスで多くの映画製作に携わる。 カナダやメキシコでのロケ地経験を通して、ブラジルで日本のCM制作に関わり、ブラジルに魅せられる。「TVグローボ」の日本キー局アイピーシーワールドに参加。リアルなブラジルの慣習と日々闘いながら、新プロジェクト開発部長として勤続中。
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