クラック天国、パウリスタ大通り近くに新たに形成される
2014年 12月 20日TVグローボが12月18日付で番組「ジョルナウ・オージ」で報じたところによると、新たなクラック天国(cracolândia:クラコランヂア)が、パウリスタ大通りから遠くない場所に形成されつつあるようだ。
新たにクラック天国となりつつあるのは、イジエノーポリス地区にあるマレシャウ・コルデイロ・ヂ・ファリーアス公園。パウリスタ大通り、アンジェリカ通り、ドトール・アルナウド通り、ヘボウサス通り、コンソラサゥン通りが交差する場所にある。
クラック天国では昼夜を問わずクラックの売買、吸引が堂々と行われ、近辺では薬物使用者が道行く人を襲い現金や携帯電話などを奪うケースが多発している。
治安の悪化を心配する地域住民が警察に通報しても「彼らは住む場所がないので強制的に排除することはできない」と、取り締まりに動き出す気配が見えないという。
一方警察は「現在も薬物掃討作戦を展開しており、今のところパウリスタ大通り近辺で薬物使用者による犯罪の通報はない」と説明している。
(文/原田 侑、写真/Reprodução/「Jornal Hoje」/TV Globo)
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