Feliz Ano Novo 2015!!
2014年 12月 31日ファッションショーでは、花飾りや民芸の刺繍飾りなどをまとった羊たちが、リオグランジドスウ州の職人たちによって作られた羊毛製品を身につけたモデルと共にキャットウォークを行進。ウール製ファッションの洗練されたスタイルと、快適な着心地をアピールした。
ショーは、州政府や他の羊飼いたちの協力を得て、ブラジル・イデアウ種羊飼い協会(ARCO)が主催した。
今回のファッションショーは70年代のカルチャー、ラブ&ピースにインスピレーションを得たものだったという。13名のモデルが、ジーンズや革、様々な生地、アクセサリーなどとウールを組み合わせたオーバーコート、ポンチョ、ケープなどのファッションを約30種類紹介した。
「伝統的な祭りや田舎だけでなく、都会生活の中も含めた、さまざまなシチュエーションでウールを使うことができることを示したかったのです」とこのファッションショーのプロデューサー、フランチェスカ・シネイジさんは語った。
ポルトアレグリ在住のフラヴィア・アザンブジャさんは「ウールと他の素材との組み合わせが素敵でした自分でもやってみたいと思います」と語った。
そしてモデルたちのファッションショーの後、主役(?)のイデアウ種の羊たちも堂々とキャットウォークを行進した。
(文/麻生雅人、写真/Tárlis Schneider/Expointer2014)
写真は2014年9月2日、リオグランジドスウ州エステイオ市。第37回エキスポインテルで開催された羊毛製品のファッションショー。羊たちも行進した