サンパウロ市で公共運賃値上げ反対デモ、暴徒が放火など破壊行為

2015年 01月 10日

サンパウロ 運賃値上げ抗議デモ

サンパウロ市のバス、地下鉄、電車の運賃が3.50ヘアイス(レアル)に値上げされたことを受けて、1月9日(金)夜、市内で抗議デモが行われた。

デモは当初は平和的に行われていたが、コンソラサォン通りで一部の暴徒による破壊行為が行われ、逮捕者も出る混乱を引き起こした。現地メディア(「G1」同日づけ)が伝えている。

抗議デモはSNSを通じて社会活動団体のフリーパス運動(MPL)によって呼びかけられていた。フェイスブックには3万人が参加したと記されたが、軍警察の発表によると、18時30分までに約2万人が参加した。

17時ごろにテアトロ・ムニシパウ(市民劇場)前に参加者が集合して、デモは平和的にスタートしたという(次ページへつづく)。

(文/麻生雅人、写真/Reprodução/「Globo News」/TV Globo)
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