さかなクン、「大アマゾン展」公式サポーターに就任。「ぜひ、ギョ覧になってください」

2015年 03月 14日

さかなクン

3月14日(土)から、東京・上野の国立科学博物館ではじまった「大アマゾン展」。同展示では、世界最大の流域面積を持つアマゾン川流域に棲息する生き物の多様性をテーマに、アマゾンを総合的に紹介している。開催は6月14日(日)まで。

「大アマゾン展」では、さかなクンが公式サポーターに就任。さかなクンは3月13日(金)に行われた記者会見と開会式にも出席した。さかなクンは展示にさきがけ2015年1月にアマゾンに取材に訪れ、現地でピラニア釣りも体験。その模様は開場でも映像で紹介されている。

ブラックピラニア

「アマゾンは流域面積だけでも日本の約20倍。ぎょぎょぎょの連続でした。本当におおきくて、こんなに大きいんだ、川なのかな、海なのかなと思ってしまうほどでした」(さかなクン)

さかなクンは現地での取材で、魚料理を味わったり、現地の人々と交流したりと、アマゾンの大自然をたっぷりと堪能した様子。

「私にとっては、約3000種以上の魚がいるといわれているアマゾンは夢のような場所。一秒、一瞬が、ぎょぎょぎょ、うわー、美味しい、とたくさんの感動をいただきました。雨期だったんですけど気候もすごしやすく、まさに、うきうきしました!」(さかなクン)

そんなさかなクンは、右腕にはナマケモノ、左腕には古代魚ピラルクーを描いた白衣を着て登場。この衣裳も会場内で展示されている。

さかなクン

「食べ物も魚料理が多くて、お米もいただけて、本当に美味しいものがいっぱいでした。そしてなによりアマゾンの人々の笑顔が素敵で、おもてなしの心を持っていてとてもあたたかかくて。(日本に)帰って来てから2日目でもうアマゾン・シックにかかって、また帰りたいという気分になりました。だけど今日、大アマゾン展をみて、あ、帰って来た、という気分になっています。アマゾンの魅力が大ギョう縮(凝縮)されているなと思います。開催期間中はできるだけたくさんヒレを、いや、足を運びたいと思っています。本当に感動がいっぱいで、私が書いた絵も展示していただきました。ぜひ、ギョ覧になってください」!」(さかなクン)

さかなクンのアマゾンでの体験はTBSテレビ「アイ・アム・冒険少年」(司会:岡村隆史(ナインティナイン)、田中直樹(ココリコ)、川島海荷)で3月25日(水)に放送されるほか、4月にはBS TBSにて特別番組が放送される予定とのこと。

アマゾンの生態系などを多角的に紹介する「大アマゾン展」。魚類のコーナーでは巨大な淡水魚ピラルクーやナマズ類、デンキウナギ類、ピラニア類などさまざまな魚類が紹介されている。

カンディル

エイ目の属するポタモトリゴンの一種、強力な葉と流線型の身体をもち、獲物の体内に穴をあけて入り込む肉食魚ブルーカンディル、魚のエラから血を吸ったり、人間の尿道に入り込むこともあるカンディル(ヴァンデリアの一種)など危険な魚も。

「大アマゾン展」
開催期間/3月15日(土)~6月14日(日)
会場/国立科学博物館(東京・上野)
開館時間/午前9時~午後5時(金曜日は午後8時まで)。※入館は各閉館時刻の30分前まで。※開催日時が変更となる場合があります。※特別開館延長:4月25日(土)~5月10日(日)は午後6時まで。ただし、5月1日(金)・5月8日(金)は午後8時まで
休館/毎週月曜日。ただし3月30日(月)、4月27日(月)、5月4日(月・祝)は開館
主催/国立科学博物館、TBS
後援/文部科学省、外務省、ブラジル大使館、ペルー大使館、BS-TBS、TBSラジオ
協力/NTTドコモ、アマゾン研究所、鶴岡市
技術協力/ソニーPCL
問い合わせ先/ハローダイヤル 03-5777-8600

(写真・文/麻生雅人)
写真1番上:公式サポーターに就任したさかなクン。2番目:4Kシアターの映像に登場するブラック・ピラニア。3番目:さかなクン。4番目:カンディルの標本