世界最大級の果物「ジャカ」

2015年 03月 14日

ジャカ

この時期、季節の果物としてよく見掛けるトロピカルフルーツの「ジャカ」を食べたことがありますか? 私の住む街を歩いてると、ジャカの実がなる木がところどころにあり、独特の強い甘い香りに誘われます。

世界で最も大きい果物の中のひとつといわれているジャカの実は、15キロくらいのものから、50キロになる物もあるそうです。ジャカの木も大きく、幹回りが1メートル、高さが20メートルになることも。でも、日中暑いからといってもこの木の陰に入ることは危険です。熟した実が上から落っこちて来ることがあるからです。頭上注意です。

今回は近所の庭になってたのを頂いてきました。

ジャカの食べごろは、よく熟してから。親指で押してみて柔らかさを感じることが出来て、指で皮も割くことが出来る感じでしたら、かなり熟してて、甘いです。まだ硬く青いままですと、実の中は樹脂分を含みねばねばしてて、それが包丁や手についたり、洗うのに大変な思いをされるでしょう。

ジャカ

実を割ってみると、中にたくさん種を覆った果肉がありますので、それを食べてます。

何の味?? はい、甘い南国の味ですね。

種もナッツとして食べられます。種は塩水で湯でたりあと焼いたりして食べてます。ジャカは他にも、お菓子やアイスやジュースとして、また、色んな料理方法があります。インターネットでも紹介されていますよ。

(写真・文/土居 清光エミリオ、記事提供/土居 清光エミリオFacebook
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著者紹介

土居清光エミリオ Emilio Kiyomitsu Doi

土居清光エミリオ Emilio Kiyomitsu Doi
神奈川県横浜市生まれの浜っ子。7歳のときに、父が描いた夢と共に家族でブラジルに移民。約1か月の船旅でサンパウロに上陸、以降11年間サンパウロで生活を送る。その後、一度日本に帰国するも、多感な思春期の頃を過ごしたブラジルでの生活が忘れられず、再移住を決意。現在、念願の永住権を取得してガウーショに囲まれながらリオグランジドスウ州で生活中。

Facebookでブラジルのさまざまなことを紹介中( https://www.facebook.com/kiyomitsuemilio.doi )。
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