サンパウロで第16回レストラン・ウィーク開催中。収益の一部は社会格差撲滅を目指すカフー財団へ

2015年 03月 31日

カフーとルーラ元大統領

サンパウロ大都市圏では、(3月)30日から4月19日まで第16回レストラン・ウィークが開催されており、参加している200以上の店で格安の特別メニューが楽しめる。

特別メニューは昼食が38.90レアル(37.90レアル+1レアル)、夕食が50.90レアル(49.90レアル+1レアル)で、前菜、メインディッシュ、デザートまでがセットになっている。

レストラン・ウィークは全国15の都市で開催され、世界でも最大級の食のイベントの一つとされている。

参加店は特別メニューの注文数に応じた金額(100件なら100レアル)を、社会格差撲滅を目指すカフー財団に寄付する事になっている。カフーはブラジルでサッカーのワールドカップの決勝に3回進んだ唯一の選手で、同財団は現在、低所得世帯の3~18歳の青少年750人の教育と、16歳以上の青年300人の専門教育の場となっている。

参加している店やの名前やメニュー、インターネット予約などの情報は、http://restaurantweek.com.br/evento/sao-pauloで(30日付「G1」サイトなどより)。

(記事提供/ニッケイ新聞、写真/Ricardo Stuckert/Instituto Lula)
左が元ブラジル代表カフー。写真は2014年4月、カフーはルーラ元大統領(右)をたずねた