まだまだあるサンパウロのフェスタジュニーナ
2015年 06月 21日13日のサントアントニオの日は終わったが、24日のサンジョアンの日、29日のサンペドロの日を残し、ブラジル各地で盛り上がるフェスタジュニーナ(6月祭、サンジョアン祭とも呼ばれる)。
特に北東部で大きな盛り上がりを見せるフェスタジュニーナだが、サンパウロ市内でも数々のイベントが催されている。現地メディア「G1」、「ヴェージャ」などより。
「ケルメッシ・ド・カウヴァーリオ」。カトリックの教会で行われるフェスタ。かつてはベネジット・カリスト広場近くで開催されていたが、現在はヴィラマダレーナで開催されている。5月30日から7月5日までの毎週末、土曜と日曜の17時30分~23時30分まで。会場はカウヴァリオ教会(ピニェイロス、カルデラウ・アルコヴェルジ通り950)。入場料12ヘアイス(レアル)。
「ケルメッシ・ダ・ノッサ・セニィーラ・ダ・ロウルジス」。こちらはラパ地区の教会のフェスタ。5月30日から6月28日までの毎週末、土曜と日曜の18時から開催。フェスタジュニーナならではの食べ物の屋台、アーティストによる出し物、子どものためのアトラクションなど。入場無料。会場はノッサ・セニィーラ・ダ・ロウルジス教区(ヴィラ・アンブルゲーザ、ブレンターノ通り437)。
「ケルメッシ・ド・サンチッシモ・サクラメント」は南部ヴィラマリアーナ地区の教区で行われるフェスタ。この時期のケルメッシでは、フェスタジュニーナならではの食べ物、ゲームなどの屋台が並ぶ。6月13日~28日の毎週末、土曜と日曜に開催。日曜にはクアドリーリャが行われる。入場無料。会場はサンチッシモ・サクラメント教区(ヴィラ・マリアーナ、トゥローリオ通り1125)。
「ポルトゲーザのフェスタジュニーナ」は、5月30日から7月12日までの毎週末、土曜と日曜、およびプラスアルファに開催されるイベント。MCギ&トゥルマ・ド・パゴージ(6月27日)/ジョアン・ボスコ&ヴィニシウス、ゼー・フェリッピ(6月28日)/ムムジーニョ、ソヒーゾ・マロット(7月4日)/アニッタ&バンダ・フライ(7月5日)/チアギーニョ、エレン・カロリーニ、エミベーエミ(7月9日)、ボン・ゴスト、オンジ20、モレカージェン(7月10日)/ベロ、グルーポ・イントロドゥサォン(7月11日)/エンヒッキ&ジュリアーノ(7月日12日)などが出演。会場はカニンデー・スタジアム(パリ、カステロ・ブランコ大統領大通り1708)。入場料は一般60ヘアイス(レアル)、学割30ヘアイス(レアル)。
「フェスタジュニーナ・ノ・ミニョカォン」。サンパウロ市内、日曜には歩行者天国となる、ミニョカォンの愛称で親しまれているコスタ・イ・シウヴァ高速道路で開催されるフェスタジュニーナ。ソーシャルネットワークで呼びかけられている。開催は7月5日。カンガセイロと呼ばれる、北東部を跋扈した盗賊集団の一員だった女性盗賊ダダー(セルジア・ヒベイロ・ダ・スヴァ)の生誕100年を祝って開催される。ミニョカォン(ヴィラ・ブアルキ、アマラウ・グルジェウ通り)。
(文/麻生雅人、写真/Paulo Pinto/Fotos Públicas)
写真は2015年6月18日、フェスタジュニーナの飾りつけで彩られたサンパウロ市パトリアルカ広場