ブラジルには、社会的な問題を保守的に考える人が多い!?
2015年 07月 25日7.「婚前交渉を認めない」・・・35%
こちらのテーマに関してだけは、ブラジル人は寛容な様子。調査によると、ほぼ半数が婚前交渉を許容できると答え、14%がこれはモラルを疑われる問題ではないと信じているという。
他国での同調査によれば、インドネシアでは人口の97%が未婚の成人間での性交渉は間違っていると回答、フランスでは47%の人々が、婚前交渉を道徳的に議論されるべきではないと回答し、よりオープンな考えが支持されているようだ。
「エザミ」による調査結果の発表は以上。
こういった調査結果をみると、多様な価値観が共存する“寛容の国”ブラジルにも、意外と保守的な意見が支持される一面もあることがうかがえる。
(文/柳田あや、写真/Rafael Ribeiro/CBF)
ブラジルで婚前交渉を行わない人たち…といえば、エヴェンジェリコ(福音派)のネウソン・ジュニオール牧師が提唱する「私は待つことを選びました」というキャンペーンが有名。今年(2015年)5月には、「グローボ・エスポルチ」が、ダヴィ・ルイスがネウソン牧師の洗礼を受けたことを伝え、話題になった。洗礼を受けたデヴィ・ルイスは同紙に対し、牧師の考えを支持すると表明しながらも「僕はもし違う選択をしていたら、結婚するまで待っていただろう」とコメント。過去にはそうは考えずに行動していたと思われる発言をしていた。写真は2015年6月12日、コパアメリカ大会に向けリオグランジドスウ州ヴィアマォンでトレーニング中のダヴィ・ルイス