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リオ五輪エンブレムの類似デザイン騒動

リオ五輪のエンブレムには、デザインには、「調和のとれた多様性」、「受け継がれるエネルギー」、「オリンピック・パラリンピックのスピリット」、「豊かな自然」が表わされているという。

9カ月かけて行われたデザインのコンペティションには138社が参加。8社に絞られたのちに最終選考が行われ、ターチウというデザイン会社が提案したエンブレムが選ばれた。エンブレムの制作には同社の、リオとサンパウロのオフィスのスタッフ40名が参加したとのこと。

ターチウのリオ五輪エンブレム制作チームは、エンブレムとテルユライド財団のロゴマークとの類似を指摘されたことを受け、類似していることは認めたものの、盗用についてはきぱりと否定した。

同社のサイトによると、エンブレムの制作にあたり、世界のオリンピックのエンブレム、過去のエンブレム、国際的なイベントやコンペティションに提出された図案を、調査、検証したという。

「情熱、変化、リオが内包するパワーがデザインには込められています。デザイナー、コピーライターなど40名以上のスタッフがブレインストーミングを重ねて、何が大切かを話し合いエッセンスを凝縮して、これらをすべて内包するデザインを固めていきました。2016年のリオ五輪のエンブレムの意図は、団結を呼びかけているものです。人々が手をとりあい知識や経験、強さなどを分かち合い、現在をよりよい未来へと変貌させていく、将来への望みのネットワークを表したものです」(ターチウ社)

デザイン会社のターチウは2011年1月3日、早々に、エンブレムの製作過程を説明した動画をyoutubeにもアップ、盗用ではないというメッセージを世界に発信した。この動画の中では、エンブレムのデザインには、リオデジャネイロのシンボルのひとつであるパォン・ジ・アスーカルの景観が重ね合わせられていることも語られている(次ページへつづく)。

(文/麻生雅人)

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