2015年 10月 6日 02:49
「米国ではショップの牛乳のコーナーをみると、すでに半分くらいが牛乳の代替品で占められています。おそらくアレルギーに反応することを懸念している方が多いのだと思います。日本ではデイリーフリーは現在のところ、カロリーを気にしている方々がアーモンドミルクや豆乳を消費されているという傾向があるように思いますが、将来的には、抜本的にアレルギーに対応する形(での商品開発)を目指していきたいと思っています」(長澤誠代表取締役)
一般社団法人日本スーパーフード協会のいとうゆき代表理事も、この日、駐日ブラジル大使館で行われた「世界のスーパーフードの最新トレンド・健康意識の変化」という講演の中で、デイリーフリーは、今後期待できるマーケットのひとつだと語った。
全米最大のナチュラル、オーガニック、健康、エコ関連商品の展示会といわれる「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト2015」(アメリカ合衆国、アナハイム・コンベンションセンター)でも、「グルテンフリー」、「代替食品」、「オメガ3系 ナッツ、種子」と並び「デイリーフリー」は最新の大きなトレンドのひとつだったという。
「『デイリーフリー』がトレンドとなっているのは、一部の疾患へのアレルギーが指摘され始め、乳製品を控えたいという方が増えていることを表しています。乳糖不耐症の方にも支持されているようですし、また米国では、ヴィーガン(完全菜食主義)やベジタリアンの方による需要もあります」(いとうゆき代表理事)
フルッタフルッタではデイリーフリー商品として、「カシューミルク サンドアイス」と「ココナッツミルク サンドアイス」も10月6日(火)、全国で新発売する。
(写真・文/麻生雅人)
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