またまた新店オープン! おいしい炭火焼きシュハスコが食べられる「ファヴェーラ」、激戦区の六本木エリアに登場
2015年 11月 21日「浜松で、レストランではないのですが、デリバリーの店などで料理をしていました。料理は大好きです。本当は個人的にはもう少し塩味を効かせた方が好きですけど(笑)、お店では優しい味を心がけています」(レアンドロさん)
勝手に「ファヴェーラ」の名物、と紹介したくなるソパ・ジ・マンジョッカ(マンジョッカ芋のスープ)も、とっても優しい味ながら軽く鶏肉の出汁が効いていておいしい。
「マットグロッソドスウ州では1ヵ月くらい冬の期間があるんですが、この短い冬に、ソパ・ジ・マンジョッカをよく飲みますよ。この土地は先住民の文化が強く残っているので、マンジョッカを使った料理の種類は多いんです」(レアンドロさん)
さらに「ファヴェーラ」では昼と夜、ホステスさんやサービス業など、近所で働くブラジル人たちのために弁当も作っているが、弁当ではエストロゴノーフィ(ストロガノフ)も注文できる。
「まだオープンして約3ヵ月なので試行錯誤中ですが、シュハスコが軌道に乗ったら、カウド・ジ・モコトー、ハバーダなどを出していきたいですね。いろいろなブラジルの味を知って欲しいんです」(松本エドゥアルドさん)
また、「星条旗横丁」内では、他の店でメニューを注文することも可能。シュハスコとたこ焼き、鳥の皮焼き、和牛のハラミを一緒に楽しむこともできる。たこ焼きは、個人的には関西風の「ネギぶっかけ・塩」がおすすめだ。
「ファヴェーラ」自体は10名ほどでいっぱいになる大きさだが、大勢で来ても数名づつ各店に散らばって、注文をシェアしたり席を行き来して楽しむことも、この横丁なら可能だ。あるいは「RAUL(ラウル)」の施設でパーティの2次会を楽しんで、3次会で星条旗横丁に流れるというコースもアリだ。
これまで東京にあったものとは、また違ったスタイルでシュハスコが楽しめそうな店の登場を、まずは祝福したい。
「Favela(ファヴェーラ)」
西麻布ラウル 星条旗横丁内
東京都港区西麻布1-4-48
TEL:03-5411-3337
営業時間:夜19:00ころ~、日曜休
HP:http://raul.tokyo
※以前、青山にあった「Favela(ファヴェーラ)」とは無関係。
(写真・文/麻生雅人)
写真上から、サユリさんとレアンドロさん、ソパ・ジ・マンジョッカ、「二代目蛸あざぶ」のたこ焼き、星条旗横丁