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「港区ワールドフェスティバル in 増上寺」開幕。ブラジル食材も販売

増上寺

3月4日(金)、増上寺(東京・港区)で「港区ワールドフェスティバル in 増上寺」が開幕した。港区内に駐日大使館を置く国々が、各国の文化や産物を紹介しており、ブラジルも参加している。

同イベントは、今年1月から開催されている「港区ワールドフェスティバル」の集大成ともいえる、最後の2日間に行われるファイナルイベント。

境内には20カ国以上のブースがずらりと並び、民芸品や食品、アクセサリーなどが販売するほか、郷土料理の紹介なども行っている。

ブラジル連邦共和国のブースでは、国民食のひとつフェイジョン(インゲン豆の一種)を使ったスープ料理や、ジャンブーなどのブラジルの食材、コーヒー、関連書籍などを販売している。

クスクス

またブラジルブースの向かいにはモロッコ共和国のブースがあり、モロッコのクスクスを販売しているが、モロッコのクスクスは、トウモロコシ粉を使うことが多いブラジルのクスクスとは異なる。互いの文化の類似性や異なる形を知ったり楽しめたりするのも、こうした異文化交流イベントの醍醐味といえそうだ。

特設ステージでは各国が民族芸能などを披露。3月5日(日)の午後15時30分からはブロコ・アハスタォンによるサンバの演奏が予定されている。

イベントは3月4日(金)は午後8時まで。明日5日(土)午前10時から午後16時まで。

問い合わせ(10時~17時):港ワールドフェスティバル事務局 コールセンター(tel:03-6737-9397)。

ブラジルブース

(写真・文/麻生雅人)

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