カテゴリ : column サッカー フッチボウ・アルチ~ブラジルサッカーの魅力~
2016年 06月 12日 12:56
前半14分、フェリペ・コウチーニョ(リヴァプール)の目の覚めるようなミドルシュートが決まり先制した。これが今大会ブラジルにとっての初ゴールだった。この日のコウチーニョは大活躍で、結果的にハットトリックを果たした。
1点先制した後もブラジルがゲームを支配。
前半29分には、ダニエウ・アウヴェス(バルセロナ)からのクロスをジョナス(ベンフィカ)が倒れながらボールをキープ。そしてパスを受けたフリーのコウチーニョが難なく決めて早くも2点目が入った。
この試合、私はセンターフォワードのジョナスに注目していた。
正直、セレソンにジョナスが選ばれたことには、かなり驚いた。私がよく知っているジョナスは2006~2007年のサントス時代で、そこそこ活躍はしていたが、9番タイプではないし、当時はそれほどインパクトのある選手ではなかった。
前試合の初戦で、セレソンの9番をつけたジョナスを初めて見た。あのジョナスがセレソンに選ばれて、それも9番をつけ先発出場しているなんて、とても感慨深かった。
前回のエクアドルとの試合ではほとんど見せ場はなく残念に思っていたので、この試合では、と思いながら見ていた。徐々にフィットしていっている感じで、けっこうペナルティーエリアで球も受けられるようになり、そんな中での好アシストだった。
できればゴールを決めてほしかったが、まずまずの働きだっただろう。
ブラジルはもう1点を加点して、前半は3-0で折り返した(次ページへつづく)。
(文/コウトク、写真/Rafael Ribeiro/CBF)
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