コパアメリカ2016、注目の”ガビゴウ”もゴールでブラジル快勝
2016年 06月 12日そして後半開始から、そのジョナスに代わり、期待のガビゴウことガブリエウ・バルボーザが出てきた。ポジションはジョナスと同じセンターフォワードの位置だった。
前試合でも途中出場を果たしていたが、ほとんど見せ場なく終わってしまっていたので、この日こそは、と思っていた。
出場してしばらくはなかなかボールに触れていなかったが、ほとんどファーストタッチに近かった後半12分に大仕事をやってのけてくれた。遂にゴールを決めてくれたのだ。
本人もうれしかったことだろう。その後、躍動感あふれるとてもよい動きをしていた。センターフォワードというイメージはなかったが、裏を取る動きなどはとてもうまく何度もチャンスを作り出していた。
ブラジル代表にはもう一人のサントスから選ばれている。今回のセレソンで10番を背負うルーカス・リマだ。ルーカスも途中出場を果たした。
そして、ゴールを決めてくれた。
セレソンで10番を背負うプレッシャーは相当なものだっただろう。
ゴールを決めた後、サントスの選手がよくやるコメモラサォン(ゴールを決めた後に喜ぶポーズ)でアシストをしてくれたダニエウ・アウヴェスに対して靴磨きのポーズをやっていた。これは、よくホビーニョがやっていたポーズだ(次ページへつづく)。
(文/コウトク、写真/Rafael Ribeiro/CBF)
写真はゴールを決めたガビゴウことガブリエウ・バルボーザ