2016年 06月 19日 13:06
3.モルンビー球場へのアクセス向上
サッカークラブ、サンパウロのホームグラウンドであり、直近ではローリングストーンズなど海外アーティストの公演が多く行われたシセロ・ポンペウ・ヂ・トレード球場は、そのアクセスの悪さでサッカーファン、音楽ファンに評判が悪い。4号線(黄)は5年前に開業し、サンパウロ・モルンビーまで伸びる予定だが、州政府が計画していたスケジュールで実現することは考えにくい状況だ。
17号線(ゴールド)にモルンビー球場という名の駅を作ることになっていたが、この話はすでに「伝説」となった。この駅が完成すれば球場はさらに近くなっていたはずだ。2014年のワールドカップの時、サンパウロのホーム、モルンビー球場がイタケラのコリンチャンス・アリーナに負けたのは当然の流れで、今後数年間、サンパウロファンと音楽ファンでいるためには多少の気概を要することになるだろう。
(次ページへつづく)。
(文/余田庸子、写真/Metrô SP)
2015年1月21日、モルンビー駅の工事
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