「2020年度版・サンパウロ路線図」が不動産市場に影響!?

2016年 06月 19日

アリアンツパルキ スタジアム

6.サンパウロ市内の主要なサッカー球場へのアクセス向上

モルンビーとパカエンブーについてはすでにすでに触れたが、パウメイラスのホーム、アリアンツ・パルキ・スタジアムは6号線(オレンジ)の敷設によりアクセスが向上する。

セスキ・ポンペイア駅はポンペイア通りとヴェナンシオ・アイレス通りの交差点にできる予定だが、ブルボンショッピングセンターとトゥリアス通りから数メートルで、アリアンツ・パルキからも近い。球場から駅まで徒歩で行けるため、パウメイラス・バーハ・フンダ駅への乗降客の集中も緩和される。

コリンチャンスのホーム、コリンチャンス・アリーナはコリンチャンス・イタケラ駅のそばにあるが、14号線が開通すればグアルーリョス市からのファンが球場に行きやすくなる。サンパウロ市東地区に住むコリンチャンスファンには現在、球場までの鉄道による移動手段がなく、2号線(緑)が3号線(赤)のペーニャ駅につながるのを待っている状態だ。

(文/余田庸子、写真/Thiago Fatichi/Allianz Parque)
写真はアリアンツ・パルキ・スタジアム