ブラフェス2016でパウラ・リマとジャー・リーヴィが来日

2016年 06月 27日

ブラジルフェスティバル

在日ブラジル商業会議所は7月16日(土)、17日(日)に東京・代々木公園で第11回ブラジルフェスティバル2016を開催する。

ブラジルフェスティバルは、2006年よりブラジルと日本の経済・文化交流促進を目的に開催されている交流イベント。会場にはブラジル料理や雑貨の屋台やサービスブースなどが並び、ステージでは多様なブラジルの音楽や伝統芸能などが披露される。

今年のステージでは、サンバ誕生100周年記念ライブも行われる予定。

「サンバ」と記された楽曲「ペロ・テレフォーニ(電話で)」(作者はエルネスト・ジョアキン・マリア・ドス・サントス、通称ドンガ)がリオデジャネイロ国立図書館に登録されたのが1916年11月27日。同曲のレコードは翌1917年1月に発売され、その年のカーニバルで大ヒットしたといわれている。同曲の登録から100年を迎える今年2016年は、サンバ生誕100周年としてブラジル各地でもさまざまなイベントが行われている。

メインステージでは他にも、MPB、マラカトゥ、ガフィエイラ、ヒップホップ、ボサノヴァ、フォホー、セルタネージョ、スイング、バイヨン、アシェー、バトゥカーダ、ショーロ、ロックなど様々なジャンルの音楽やパフォーマンスが、ブラジル人や日本人によって繰り広げられる。

また、土曜日と日曜日の両日、駐日ブラジル大使館文化部の主催で様々な団体が参加するカポエイラのワークショップも開かれる。

ブラジルから迎えられるスペシャルゲストは、ブラジリアンソウル歌手のパウラ・リマと、レゲエ・バンドのジャー・リーヴィ。

ジャー・リーヴィは1998年にブラジリアのグアラーで結成されたレゲエバンド。現在のメンバーはジュニオール・メンデス(ヴォーカル)、ブルーノ・シャヴィエール(ベース)、ホドニー・シウヴェイラ(ギター)、ガブリエウ・ジャー・ベー(ドラム)、エリッキ・マルコス(キーボード)。

また、会場ではカタール航空の提供による、日本とブラジル間の往復航空券2枚が当たる抽選会も行われる。会場で行われるスタンプラリーに参加して、スタンプを4つ集めることが抽選の参加条件となる。

村永裕二実行委員長は、ブラジルフェスティバルが「ブラジル人と日本人、外国人が一つになるためのイベント」として「今後は若い世代にも引き続き日本とブラジルの友好の道を歩んでいってほしい」と語る。

ブラジルフェスティバル

「第11回ブラジルフェスティバル」

日程:7月16日(土)、17日(日)
時間:11時から20時
会場:代々木公園(東京)
入場無料
協賛/三井物産、カタール航空、ヴァーレ、ラタム航空、CAIXAブラジル連邦貯蓄銀行、ブラジリカ・グリル、サンシントレーディング、後援/駐日ブラジル大使館、日本国外務省、東京都

メインステージのタイムテーブルは次ページ。

(写真・文/麻生雅人)
写真は2015年に開催された第10回ブラジルフェスティバル

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