リオ五輪開会式、盛大に開催。日系移民の歴史もフィーチュア
2016年 08月 6日
国ごとの選手入場では、国名のプラカードが刺さったカラフルな三輪車が先導。ビーチの浮き具「マカハォン」やクーラーボックスなどのビーチアイテムや観葉植物やじょうろが積まれた、ブラジルらしいポップな行進となった。さらには、リオデジャネイロを拠点とする12のエスコーラ・ヂ・サンバ（サンバ団体）の打楽器隊も行進を盛り上げた。
最後を締めくくるブラジル選手団入場時には、音楽が「ブラジルの水彩画（Aquarela do Brasil）」に切り替わり、観客総立ちで大歓声があがった。
そして、各選手が行進の最後に植物の種を差し込んでいったボックスが集結し、葉が一斉に開花し五輪マークに変身。ミシェウ・テメル大統領代行によるオリンピック開会宣言で、第31回夏季オリンピック大会は無事幕開けとなった（次ページへつづく）。
（文／柳田あや、写真／Ricardo Stuckert／CBF、Fernando Frazão／Agência Brasil、Beto Barata／PR）
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