リオ五輪男子サッカー準々決勝、ブラジルが激しく荒れた試合制す

2016年 08月 15日

ブラジル代表 リオ五輪 ネイマール

ネイマールが放ったボールは低い弾道で相手の壁をすり抜け、きれいにゴールマウスの中に入っていった。

ついにネイマールにリオ五輪での、彼にとっての初ゴールが決まったのだ。これには、筆者も思わず叫んでしまった。

これは、ブラジルにとっても、そしてネイマールにとってもとても大きなゴールになった。ネイマールもうれしかったことだろう。そしてホッとしたことだろう。あまりの喜びぶりに、ゴール後にはプラスチックでできた看板を壊してしまうほどだった。

リオ五輪 ネイマール ブラジル

前半12分というかなり早い時間帯にゴールが決まり、ブラジルにとってはだいぶ楽になったはずだ。

その後はブラジルが優位に試合を進めたものの一進一退の攻防が続いあた。そしてこの試合、とにかく荒れた試合になった(次ページへつづく)。

(文/コウトク、写真上/Rovena Rosa/Agência Brasil、写真下/Lucas Figueiredo/MoWa Press/via CBF)

著者紹介

コウトク

2005年6月~2012年6月まで仕事の関係で、ブラジルに在住。ブラジル在住当時は、サッカー観戦に興じる。サントス戦については、生観戦、TV観戦問わずほぼ全試合を見ていた。
2007年5月のサンパウロ選手権と2010年8月のブラジル杯のサントス優勝の瞬間をスタジアムで体感。また、2011年6月のリベルタドーレス杯制覇時は、スタジアム近くのBarで、大勢のサンチスタと共にTV観戦し、優勝の喜びを味わった。

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