リオ五輪男子サッカー準々決勝、ブラジルが激しく荒れた試合制す
2016年 08月 15日ネイマールが放ったボールは低い弾道で相手の壁をすり抜け、きれいにゴールマウスの中に入っていった。
ついにネイマールにリオ五輪での、彼にとっての初ゴールが決まったのだ。これには、筆者も思わず叫んでしまった。
これは、ブラジルにとっても、そしてネイマールにとってもとても大きなゴールになった。ネイマールもうれしかったことだろう。そしてホッとしたことだろう。あまりの喜びぶりに、ゴール後にはプラスチックでできた看板を壊してしまうほどだった。
前半12分というかなり早い時間帯にゴールが決まり、ブラジルにとってはだいぶ楽になったはずだ。
その後はブラジルが優位に試合を進めたものの一進一退の攻防が続いあた。そしてこの試合、とにかく荒れた試合になった(次ページへつづく)。
(文/コウトク、写真上/Rovena Rosa/Agência Brasil、写真下/Lucas Figueiredo/MoWa Press/via CBF)