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リオ五輪女子サッカー準々決勝。ドキドキPK戦で勝利

女子サッカー ブラジル マルタ

女子サッカーは男子サッカーに1日先駆けて、決勝トーナメントが始まり、8月12日に準々決勝4試合が行われた。

グループリーグを1位通過したブラジルは、12日午後10時(日本時間13日午前10時)に、ベロオリゾンチのミネイラォン・スタジアムでオーストラリアと対戦した。

ミネイラォンといえば、2014年W杯で男子ブラジル代表がドイツに1-7で惨敗したスタジアムだ。

今大会、ブラジルでは、男子サッカーが最初の2試合であまりに不甲斐なかったので、国民は女子サッカーのほうに期待を寄せ始めていたようだった。

日本のなでしこジャパンが出場していないので、日本では、女子サッカーはほとんど注目されていないようだ。しかしながら、女子サッカーにとってオリンピックは最大の大会である。当然、見どころは多いはずだ。

ブラジルのメンバーだが、ブラジル女子サッカー界のレジェンド、マルタがキャプテンとしてチームを引っ張っている。マルタは、2011年に日本の澤が受賞したFIFAバロンドールをその前年まで2006年から5年連続で受賞しており、ブラジルでは大人気のスター選手である。

2011年12月、当時私が住んでいたサルヴァドールでネイマールが主催したチャリティーサッカーマッチがあり、その一員としてマルタもプレーしたのを見たことがある。ポニーテールをなびかせながらピッチを疾走する姿は今でも目に焼きついている。

さて、試合は、そんなマルタを中心としたブラジルが、圧倒的な力を見せつけた(次ページへつづく)。

(文/コウトク、写真/Ricardo Stuckert/CBF)
写真は8月11日、ベロオリゾンチ。ミネイラォン・スタジアムのサッカー女子ブラジル代表

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