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リオデジャネイロ・パラリンピック開会式 写真集

リオ パラリンピック 開会式 ヴィック・ムニース

パラリンピックのアスリートの顔写真が写るパズルのピースのアート監督を務めたのはヴィック・ムニース。

ヴィック・ムニース自身が最後の1枚となったブラジルのピースをフロアにはめ込むと、6315名のアスリートの顔写真のパネルは、俯瞰してみるとひとつの大きな心臓の形に。

「ハートの鼓動はリミットを知らない」と名づけられたアトラクションがスタート。心臓の形にライトが灯ると、心臓は脈打ちはじめ、周りを花や鳥、コイノボリのイラストレーションが舞う映像となった。

花火が上がると、カルロス・ヌズマン・リオデジャネイロ五輪大会組織委員会およびリオ2016の大会組織委員会会長と、国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クレイバン会長によるスピーチが行われた。

「我々は今日より、皆が手を取り合えともに並んで歩き、障壁もなく、誰もが平等な世界を作るための、大きな挑戦をはじめます。ブラジルは不可能を可能にする国です。我々人類は皆、同じです。見た目は異なっていても同じハートを持っています。この世界にあるハートはひとつです。障壁、困難を乗り越える勇気、決してあきらめない心です」」(カルロス・ヌズマン会長)

ヌズマン会長のスピーチは拍手をもって受け入れられたが、連邦政府への謝辞を述べたところでは会場からブーイングが起こったため、スピーチを中断せざるを得なかった。「フォーリャ」によるとこのとき観衆の何名かは「テメル出ていけ」と叫んだという。

しかし、スピーチに戻ると再び拍手で受け入れられた。

「あななたたちは不可能を知ることがない。あなたたちは私たちのヒーローです。リオデジャネイロは新したなパラリンピックの歴史を作り上げる準備が整っています」(カルロス・ヌズマン会長)

国際パラリンピック委員会(IPC)のフィリップ・クレイバン会長は、シリアとイランからの難民のアスリートが参加していることにも言及。世界で最も美しい都市のひとつであるリオデジャネイロで試みられようとしている挑戦の意義を語った。

「皆さんは障害を可能性としてとらえて、権利のために戦います。より世界が平等になるための挑戦する機会です。希望は常に恐怖に打ち勝ちます。我々は世界の一部です」(フィリップ・クレイバン会長)

リオ パラリンピック 開会式 ヴィック・ムニース

リオ パラリンピック 開会式

(次ページへつづく)

(文/麻生雅人、写真/Ministério do Esporte)

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