ブラジルの新鮮なニュース、コラムを独自の目線から楽しくお届けします。もっとブラジルのことを知ってもっと好きになろう!

10月18日から訪日するブラジルのミシェウ・テメル大統領とは

ブラジルのテメル大統領

10月18日(火)~20日(木)の3日間の日程でブラジルのミシェウ・テメル大統領が訪日する。8月末の正式就任から1カ月半になる新大統領は、深刻な景気低迷や、前政権の中枢を巻き込む汚職事件への対応など、多く難問を抱えている。

このテメル大統領とは、どんな人物なのか。

ブラジル大統領府によると、テメル大統領は1940年、サンパウロ州チエテ市で、レバノン移民の家族の末っ子として生まれた。サンパウロ大学法学部を卒業、同大学で修士号を取得した後、サンパウロ・カトリック大学で法学博士を取得した。自身もカトリック教徒。法律書の著作もある(次ページへつづく)。

(文/小島寛明、写真/Beto Barata/PR)
写真は10月15日、インド、ゴア。南アフリカのズマ大統領、中国の習近平国家主席、インドのモディ首相、ロシアのプーチン大統領とともに第8回BRICS首脳会議に出席したミシェウ・テメル大統領(一番右)

■関連記事
ミシェウ・テメル大統領、インドと日本訪問に向けブラジルを出発
ミシェウ・テメル大統領、10月19日訪日へ
ミシェウ・テメル氏がブラジル連邦共和国の新大統領に就任
パラリンピック閉会式の最中、出演者がテメル大統領に抗議
リオデジャネイロのキリスト像が建造85周年

1 2 3 4