14年目を迎えたリオのイエマンジャー祭

2017年 01月 1日

イエマンジャー リオ

アフリカにルーツを持つ原始宗教カンドンブレーやウンバンダの神さまの一人、水を司る女神イエマンジャーに祈りを捧げる祭りが12月29日(木)、ブラジル、リオデジャネイロ市北部(ゾナノルチ)のマドゥレイラ地区と南部(ゾナスウ)のコパカバーナ海岸で行われた。グローボ系の現地メディア「エクストラ」や「msn」などが伝えている。

カンドンブレーの文化が色濃く残る北東部バイーア州では、イエマンジャーの大祭はこの神の記念日である2月2日に行われるが、リオデジャネイロをはじめ南東部の海岸沿いの街の一部では、年末に行われる地域もある。

リオ市でのイエマンジャー祭は今年(2016年)で14回目を迎えた。コパカバーナ海岸には大勢の信者が集い、無事に2016年を過ごせたことを感謝し、2017年がよい年になるように祈りを捧げた(次ページへつづく)。

イエマンジャー リオ

(文/麻生雅人、写真/Alexandre Macieira/Riotur)