2017リオのカーニバル写真集（4）ヴィラ・イザベウ

2月26日（日）の夜から28日（火）の明け方にかけて、ブラジル、リオデジャネイロのカルナヴァウ専用会場サンボードロモを舞台に、2017年のコンテストパレードが開催され、33年ぶりにポルテーラが優勝を果たした。カルナヴァウの模様をTVグローボ、「G1」などが伝えた。

初日の4番手に登場したヴィラ・イザベウのサンバエンヘード（行進のテーマ曲）は「オ・ソン・ド・コル（音の色）」。サンバからジャズ、ロック、マンボ、コンガ、ルンバ、レゲエ、タンゴ、ディスコ・ミュージック、ソウル～ブラックパワーのムーヴメント、そしてカンドンブレーまで、黒人音楽や黒人文化の影響を受けたさまざまな音楽をアーラで表現、音楽への黒人文化の大いなる影響を行進で表現した。

打楽器隊の女王を務めたのは7年連続でこのポジションを務めているテレビタレントのサブリナ・サトウ。彼女の衣装デザインは、衣装デザイナーのエンヒッキ・フィーリョが今年も手掛けた。

行進には衣裳から山車の装飾まで、効果的に照明が使われていた。サブリナが率いる打楽器隊は、ヒップホップ文化にオマージュを捧げた衣裳で登場。個の衣装は頭から足の先までLEDのライトで輝くデザインで会場を魅了した。

（写真／Riotur）