カテゴリ : column エンターテインメント ガウーショ修行中、エミリオのブラジル案内 トラベル
2017年 02月 8日 01:17
カーニバルの開催が近づいて来ました。この時期にブラジルの各地の街を盛り上げるのがブロッコの役目です。ブロッコの多くは市民団体で、思い思いの衣装や楽器を持って路上に繰り出します。
ブロッコ・ダ・ラージェは、ポルトアレグレ(ポルトアレグリ)市のアーチストたちが中心になって出来た集団。市民と一緒になってカーニバルを盛り上げる活動をしています。
市も財政難の為、今年も助成金を渋っていますが、しかし何があっても我々のカーニバルを止めることは出来ません。ブロッコ・ダ・ラージェも市民の暖かい募金によって、1月29日に無事、出陣しました。
暑いさなか多くの皆さんが集まり、元気に皆で一緒に歌ったり踊ったり。終着点では余りの暑さに前に広がるグアイーバ川に裸になって飛び込む人も。ちょっと写真では見せられません。
「Não deixe o samba morrer, não deixe o samba acabar」…サンバは永遠に。
(写真・文/土居 清光エミリオ、記事提供/土居 清光エミリオFacebook)
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著者紹介
土居清光エミリオ Emilio Kiyomitsu Doi 神奈川県横浜市生まれの浜っ子。7歳のときに、父が描いた夢と共に家族でブラジルに移民。約1か月の船旅でサンパウロに上陸、以降11年間サンパウロで生活を送る。その後、一度日本に帰国するも、多感な思春期の頃を過ごしたブラジルでの生活が忘れられず、再移住を決意。現在、念願の永住権を取得してガウーショに囲まれながらリオグランジドスウ州で生活中。Facebookでブラジルのさまざまなことを紹介中(https://www.facebook.com/kiyomitsuemilio.doi)。