NASAが木星の最新探査データを公表
2017年 05月 27日木星の極域は、渦の直径が1400キロに及ぶこともあるサイクロンに覆われ、この惑星には複雑な乱気流がある。また強力な磁場を持ち、大きさは地球の約10倍…。
NASAの木星探査機ジュノーの調査結果が5月26日(金)に、サイエンス雑誌と「地球物理学研究レター」に公表された。TVグローボの報道番組「ジョルナウ・ナシオナウ」や「ヴェージャ」などブラジルのメディアが報じている、
アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオにあるサウスウエスト研究所(SwRI)の天文学者スコット・ボルトン木星研究主任は、予想外の調査結果が得られたと述べた。
「我々は、一歩立ち戻る必要があるとは、予想していませんでしたが、木製をまったく新しい目で見直して捉え直します。私たちが今見ていることは、我々が予想していたものと非常に異なっています」(スコット・ボルトン木星研究主任)
科学者たちは木星が、太陽系の起源についての貴重な情報が隠されていると考えているという。
(文/麻生雅人、写真/NASA)