ブラジル対日本、格の違いを見せつけたチチ監督率いるブラジル代表

2017年 11月 12日

ネイマール  日本代表戦

開始7分頃、主審が突然試合を中断させた。そして、バックスタンド方向に向かって走っていった。

今回の試合では、VAR(ビデオ・アシスタント・レフリー)のシステムを採用しており、主審はその映像を見に行ったのだ。

結果、ブラジルにPKが与えられた。

このVARによる判定には相当に違和感を覚えた。とても唐突に試合が止められたように感じられた。特にブラジルからの抗議によりビデオ判定したわけでもなく、主審の判断によるものだ。そこまでする必要はあるのかと思ってしまった。

そして、このPKをネイマールが難なく決めてブラジルに先制点が入った。

ブラジル対日本の試合は、いつも早い時間帯にブラジルに決められているが、今回も同じ展開になった。

さらにその数分後にも日本はペナルティエリア内でブラジル選手を倒してしまい、またもブラジルにPKが与えられた。

(次ページへつづく)

(文/コウトク、写真/Lucas Figueiredo/CBF)

著者紹介

コウトク

2005年6月~2012年6月まで仕事の関係で、ブラジルに在住。ブラジル在住当時は、サッカー観戦に興じる。サントス戦については、生観戦、TV観戦問わずほぼ全試合を見ていた。
2007年5月のサンパウロ選手権と2010年8月のブラジル杯のサントス優勝の瞬間をスタジアムで体感。また、2011年6月のリベルタドーレス杯制覇時は、スタジアム近くのBarで、大勢のサンチスタと共にTV観戦し、優勝の喜びを味わった。

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