ベレン料理のコースメニュー、ブラジリカグリルで5月10日からスタート
2018年 05月 6日ベレン料理コースメニュー、メインディッシュは魚と肉の料理。「白身魚のソテー クプアスソース」と「テンダーロイン・ステーキのマニバ・ソース」が供される。
焼き魚からフライ、鍋料理と魚料理の宝庫でもあるベレン。巨大魚ピラルクーや、ペスカーダ・アマレーラ(ニベ科、イシモチの仲間)と呼ばれる脇腹などに黄色い模様のある魚、フィリョッチ(ナマズの仲間)など料理に使われる種類も豊富だ。
現在、現地の魚の輸入は困難なのでメニューの魚は日本で流通している白身魚だが、ソースはベレン流。アマゾンフルーツの「クプアス」がベースになっている。カカオの一種「クプアス」は、やみつきになる個性的な味と香りのフルーツ。料理のソースからスイーツにまで幅広く利用されている。
そして、もともとがシュハスカリーアであるブラジリカグリル。肉料理は看板メニューだ。テンダーロイン(ヒレ肉)を肉汁をとじこめてじっくり焼き上げている。
ステーキに添えられるのは、「マニバ」(マンジョッカ芋(キャッサバ芋)の葉)を煮込んだソース。ベレンの名物料理のひとつ「マニソバ」は、この「マニバ」がメインの材料となっている。
メインのプレートに続くのは、ベレンならではの郷土料理の数々だ。
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(文/麻生雅人、写真提供/ブラジリカグリル)