「沖縄ブラジル移民110周年記念フェスタ」、5月19日(土)に浦添市で開催
2018年 05月 16日「沖縄ブラジル移民110周年記念フェスタ」の会場となるLiLiのオーナーでもある橋本さんは、沖縄と沖縄の人々に魅せられた一人だ。
「私はサンパウロの中央市場などを取材して、沖縄にルーツを持つ皆さんのブラジル社会への適応、そして、皆さんの元気、団結力、明るさに圧倒されました。沖縄に在住することで、その理由が理解できたような気がします。毎回『世界のウチナンチュー大会』に参加していますが、いつも感動します。沖縄県民の、日系人への対応や接し方などには学ぶべき点、見習うべき点が多いと思っています」(橋本陽一さん)
LiLiの店名の由来でもあるシェフのロゼリ(リリ)さんは、非日系のブラジル人だ。
「沖縄の人達の人生を楽しむ態度はブラジル人のそれととても良く似ていると思います。沖縄に居ると、日本人とブラジル人は本当に兄弟になれるのではないかと思います。この場所から移民110周年を、心から祝いたいです」(リリさん)
「沖縄ブラジル移民110周年記念フェスタ」は、「沖縄ブラジルネットワークアミーゴ会」の主催、ブラジルレストラン&バーLiLi(代表/橋本陽一)とPunga Ponga(代表/翁長巳酉)の協賛で5月19日(土)18時~22時に開催される。
レストランLiLiは那覇のベッドタウンでもある浦添市の住宅街にある学園通り沿いに位置していて、ブラジル好きな地元の人達、ブラジル帰りのウチナンチュー、或はただ美味しい料理が好きな人達が集う店だ。
「イベントは一応22時に終わることになっていますが、ブラジル風に、フェスタは盛り上がっているお店は締めません(笑)」とは、LiLiの「若旦那」ユウジさん。
当日は沖縄県系ブラジル人の上間明(Gui)、沖縄サンバの第一人者である翁長巳酉(Per)、ナンシー(Vo)、日系ブラジル人であるエリーザ宮城ミユキの沖縄舞踊など、さまざまなアトラクションも予定されている。
会費はLiLi自慢の沖縄豚(テビチ)のフェイジョアーダ、パステウ、キビ、コシーニャなどのブラジル一品料理の盛り合わせ、ソフトドリンク込みで2.500円。連絡先はレストランLiLi 098-876-5670。
(文/加藤元庸、写真提供/LiLi)