サンパウロの高校性が日本で書道の授業体験

2018年 06月 26日

アルモニア学園

千葉県柏市にある麗澤中学・高等学校に、今年もブラジル、サンパウロ市にあるアルモニア学園から国際交流を目的とした学生たちが訪日します。

麗澤中学、同高等学校とアルモニア学園は2015年に相互交流協定を結んでおり、以来、アルモニア学園の生徒が麗澤中学・高等学校を訪問して国際交流を図っているとのことです。今回で3回目となるこの交流にはアルモニア学園から14名が訪日します。

この協定が結ばれた目的は、両校に所属する中学生及び高校生を対象としたブラジル・日本の教育、文化交流を相互に行い、両国の友好親善を計りながら、国際人としての研鑽を助長するとともに、文化人としての素養を高めるというもの。

サンパウロ市でも有数の小中高一貫校であるアルモニア学園は、数々の著名な日系人を輩出しており、日系社会とのつながりのが深い学校としても知られています。アルモニア学園は日本語教育も充実していることから、生徒全体の日本語に対する興味関心が非常に高く、日本語好きの生徒がたくさんいるそうです。

今回の交流では、書道の授業を通じた日本文化体験を設ける予定とのことです。

麗澤中学、同高等学校は「交流を通して生徒達の視野と理解を広げ、双方にとって重要な交流にしていきたい。この活動を続けることでブラジルと日本の相互理解に少しでも貢献できるよう交流を続けていこうと考えている」と広報しています。

アルモニア学園の訪日団一行(高校生11名、引率3名)の麗澤中学・高等学校への訪問が予定されているのは7月13日(金)10:00~13:00で、書道の授業体験と昼食体験が行われる予定です。

(文/麻生雅人、写真提供/麗澤大学)