ロシアW杯2戦目、ブラジルは苦しみながらもドラマチックにコスタリカに勝利 

2018年 06月 24日

ネイマール

ロシアW杯が開幕し1週間が経つ。

日本国内では、大会開催前の盛り上がりは今ひとつだったように思えたが、日本が初戦で格上のコロンビアに勝ってからは、徐々にワールドカップモードに入っているように感じる。

ここまで、各組でグループリーグの1~2戦が行われているが、強豪国の苦戦が目立つ。

前回優勝のドイツはメキシコ相手に初戦を落としているし、世界最高プレーヤーのメッシ擁するアルゼンチンはグループリーグ最終戦を残してグループ最下位の崖っぷちである。

反対に苦戦が予想された、出場国中FIFAランキング最下位の開催国ロシアは、開幕2連勝で決勝トーナメント進出を最初に決めるなど、予想外の展開が続いている。

優勝候補の筆頭に挙げられるブラジルも、初戦を格下のスイス相手に引き分けており、状況は芳しくない。

そんな中、グループリーグの2戦目、ブラジル対コスタリカの試合が、6月22日(金)15:00(日本時間21:00)にサンクトペテルブルクで行われた。

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(文/コウトク、写真/Lucas Figueiredo/CBF)

著者紹介

コウトク

2005年6月~2012年6月まで仕事の関係で、ブラジルに在住。ブラジル在住当時は、サッカー観戦に興じる。サントス戦については、生観戦、TV観戦問わずほぼ全試合を見ていた。
2007年5月のサンパウロ選手権と2010年8月のブラジル杯のサントス優勝の瞬間をスタジアムで体感。また、2011年6月のリベルタドーレス杯制覇時は、スタジアム近くのBarで、大勢のサンチスタと共にTV観戦し、優勝の喜びを味わった。

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