「ボテッコ・ボンフルート」がリニューアルオープン。サウピカォンやムケッカもメニューに登場
2019年 07月 7日
2019年年1月に人形町にオープンした 「ボテッコ・ボンフルート」 がこの夏からブラジル人シェフを迎え、メニューを刷新した。
「シュラスコ以外のブラジル料理」をもっと多くの人にお届けしたいというコンセプトでオープンしたボンフルートが、今回のリニューアルオープンに伴い更にその内容を充実させることとなった。
メニューを開くとまず目にとびこんでくるのが、「Coquetel Feijão de Corda(黒目豆のサラダ)」や「Salpicão de Frango(鶏肉のマヨネーズサラダ)」などのアペリティーボではないだろうか。
ブラジルでは国中でさまざまな種類の豆が日常的に食べられているが、黒目豆は、フェイジョン(インゲン豆)と近縁のササゲという豆で、リオやサンパウロでは馴染みが薄いが、北東部ではよく食べられる食材だ。
ヴィナグレッチソース(玉ねぎみじん切りとピーマン、トマトの酢漬け)やパクチーなどで味つけされた豆は食感も面白く、ビールとの相性も抜群だ。
鶏肉のサラダは、ブラジルのシュラスコパーティでは定番の惣菜。ホームパーティでは、どこかの家庭のお母さんが必ず作ってくる必須のサラダだ。
ボンフルートでは、レシピに使うラムレーズンの代わりに、ブラジルのお酒カシャッサで風味づけをした“カシャッサレーズン”を使用している。
もちろん、メイン料理にも、この店ならではのメニューが並ぶ。。
オープン当初は肉料理しかなかったが、新たにフェイジョアーダや、ムケッカが加わった。オーナーの山田哲平さんが特にお勧めするのがムケッカだ。
ブラジル人シェフにとって“お袋の味”というこのムケッカは、6時間かけてエビを煮込んで丁寧に出汁を引き、さらにエビの香りづけにフランベしたエビを使用するこだわりよう。もちろん本場の味に欠かせないデンデ油を使用しており、“締め”の一品でも存在感を発揮してくれる味に仕上がっている。
進化し続けるボンフルートのメニューから、目が離せない。
「ボテッコ・ボンフルート」 日本橋人形町店
住所:中央区日本橋人形町2-1-7リビオ日本橋人形町105
(東京メトロ 水天宮前駅 7番出口から徒歩1分、人形町駅 A1出口から徒歩2分)
営業 月~土曜日 18:00~23:00 (22:00 L.O.)
ランチ営業 土曜日のみ 11:30~14:00 (13:30 L.O.)
日曜、第三月曜休み
Tel:050-1108-3818
HP: www.bomfruto.com
Instagram: bomfruto2017
(文/noriji)