ベラトールとRIZIN.20の追加カードが発表に

2019年 12月 5日

「BELLATOR JAPAN」と「RIZIN.20」の追加カード発表記者会見(撮影/Viviane Yoshimi)

12月4日(水)、東京都内のホテルにて、12月29日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される「BELLATOR JAPAN」と12月31日(火)に同会場で開催される「RIZIN.20」の追加カード発表の記者会見が行われた。

発表されたカードは以下のとおり。

「BELLATOR JAPAN」(12月29日)

◼️RIZIN MMAルール
シビサイ 頌真 vs. セルゲイ・シュメトフ(ロシア)

◼️RIZIN キックボクシングルール
平本 蓮 vs. 芦田 崇宏

◼️RIZIN 女子MMAルール
浅倉 カンナ vs. ジェイミー・ヒンショー(米国)

「RIZIN.20」(12月31日)
◼️RIZIN MMAルール
ビタリー・シュメトフ(ロシア) vs. シモン・ビヨン(カメルーン)

◼️RIZIN MMAルール
ジェイク・ヒューン(米国) vs. 石井 慧

◼️RIZIN MMAルール
石渡 伸太郎 vs. 扇久保 博正

◼️ライトヘビー級タイトルマッチ RIZIN MMAルール
イリー・プロハースカ(チェコ共和国)vs. C.B.ダラウェイ(米国)

◼️バンタム級タイトルマッチ RIZIN MMAルール
朝倉 海 vs. マネル・ケイプ(アンゴラ)

12月31日の「RIZIN.20」ではタイトルマッチが2試合組まれることになった。堀口選手がけがでバンタム級のベルトを返上したことにより、空位になった王座を決定するため、バンタム級タイトルマッチが組まれることとなった。

朝倉海選手とマネル・ケープ選手はRIZIN.10で対戦したことがあるが、そのときは僅差で朝倉選手が勝利した。僅差の判定勝ちだったため、再戦がどのような展開になるのか注目が集まっている。

「RIZIN.20」で決定されるバンタム級新王座と同バンタム級の石渡 伸太郎選手と扇久保 博正選手の試合の勝者が、来年の春に対戦することも発表された。

もう一方のタイトルマッチを行う王者、イリー・プロハースカ選手は10月大会のあと、ブラジルのブラジリアで10日間ほどブラジリアン柔術のトレーニングを行ったという。今回は初の防衛戦となる。

RIZINの榊原信行CEOは、さらに魅力的なカードを用意したいと述べた。

「格闘技の魅力の振れ幅を大きく伝えることというと、もう少し世間のみなさんに届くものがあってもいいんじゃないかなと思っています。格闘技ファンにはストレートが入っているんでしょうけど、大みそかの地上波でやるとなると、もう少し世間をバズらせるようなものを諦めずにあと3〜4試合用意したい」(榊原信行CEO)

ブラジル人選手は、12月29日の「BELLATOR JAPAN」にゴイチ・ヤマウチ選手とイララ・ジョアニ選手。12月31日の「RIZIN.20」にはルイス・グスタボ選手、パトリッキー“ピットブル”フレイレ選手、ジョン・マカパ選手と、5名の参戦がすでに発表されている。これから発表される追加カードにも期待したい。

(文/Viviane Yshimi)