名古屋在住の歌手IDEAさん、ブラジルでも音源をリリース

2020年 01月 12日

IDEA(写真提供/テレビ愛知)

2019年の秋、名古屋出身で、現在も名古屋を拠点に活動するシンガー・ソングライター、IDEAの最新ミニアルバム「Safe Spot」が、ブラジルのユニバーサルミュージックから発売された。

日本在住のブラジル人プロデューサー、ヘナート・イワイが共同制作にあたったこのアルバムはロサンゼルスで録音され、エミネムや50セントなどのレコーディングを手掛けたスティーブ・バーグマンが 録音を手掛けた。演奏には、ブルース・ディッキンソンやアブリル・ラヴィーンなどの作品でも活躍するセッション・ドラマーのアレックス・エレナなどが参加している。

「Safe Spot」も全曲英語の作品だが、ゴスペル音楽の指導者兼ヴォーカリストである母親、平出ひろみの影響を受けて歌を始めたという彼女は、2000年からゴスペルクワイアに参加して歌い続け、2004年にニュージーランドへ留学して英語を学び、帰国後も日本や韓国でゴスペルを歌い続けていたという。

2013年、ダンスを交えた曲「AI」を楽曲コンテストに応募したところ、わずか4日でダンスミュージックカテゴリーにランクイン。都内のラジオ番組でもPICK UP ARTIST として「AI」がオンエアされたという。

2017年よりIDEAのアーティストネームで本格的に活動を開始。同年9月、ユニバーサルミュージックより「I’m Thirsty~渇き~」を配信したのをかわきりに、続けて3曲を配信した。2018年9月26日、1st ミニアルバム「 I 」を発売している。

(文/麻生雅人)