カテゴリ : 社会
2020年 04月 3日 15:36

ブラジル北東部バイーア州の、いくつかの墓地が発信した新型コロナウイルス感染対策のメッセージが話題となってい現地メディア「G1」が伝えている。
南部ジュサーリ市の市役所は3月30日(月)、新型コロナウイルス感染対策の一環である外出自粛要請のメッセージを、市営墓地の壁面にグラフィックアート風に記した。
描かれた壁面文字には「家にいて! 私たちは、あなたにはここへきて欲しくありません」と記されてあった。
また同州サウヴァドール市では、同市で最も犯罪率の少ない地域のひとつであるトリボジー地区への街道入口にある平和の森霊園が街道沿いの看板で、同じメッセージが記された。
ブラジル保健省によると、4月2日(木)までにバイーア州では267名の感染が記録されており、3名の死者が出ている。ジュサーリ市ではまだ感染者は記録されていない。
(文/麻生雅人)
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