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【ブラジル】新型コロナウイルス感染症の病床不足対策で、競技場や見本市会場が野外病院に

写真は3月27日、野外病院の施設が設営されたパカエンブー・スタジアム(写真/ @AllegraPacaembu )

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う病床不足に対応するため、ブラジルでは各都市でサッカースタジアムなどの競技施設や大型見本市会場などにベットや医療器具を設置して、野外病院として機能させる準備が進められている。現地メディア「G1」、「グローボ・エスポルチ」、「uol」などが伝えている。

サンパウロ州サンパウロ市では、アニェンビー国際会議場と、サッカー・クラブ、コリンチャンスがかつてホームとしていたパカエンブー・スタジアム(エスタジオ・ムニシパウ・パウロ・マシャード・ジ・カルヴァーリョ)で、準備が進められている。病床数はそれぞれ1800床と202床になる予定。

これらの野外病院ではすでに準備が整始めており、4月の1週目には1000床が稼働するとみられている。ブルーノ・コバス市長によると、野外病院に収容されるのは、新型コロナウイルスの感染者のうち、中等症の患者が予定されているという。

北東部で感染者数が最も多いセアラー州では、フォルタレーザ市にあるサッカー競技場のヴァルガス大統領スタジアムで野外病院の設営が始まっている。同施設は4月20日に稼働する予定。

リオデジャネイロ州では、ウィウソン・ヴィッツェウ知事が、マラカナン・スタジアムを野外病院として利用できるよう関係者に要請を行っているという。

(文/麻生雅人)

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