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【ブラジル】新型コロナウイルス感染対策で 受刑者の刑務作業によるマスクを生産を開始

写真は3月24日、サンパウロ州トレメンベ第一男性刑務所でのマスク製造(写真/Ana Paula Igual/Funap)

刑務所管理事務局は、32万個の使い捨てマスクを製造するための準備を整え、同日から製造を開始したという。工場にはマスクの製造機械が導入され、1日あたり2万6000個のマスクの製造が見込まれている。

ブラジル、サンパウロ州のジョアン・ドリア州知事は3月24日(火)、同州の受刑者の矯正及び社会復帰を図るために行われる刑務作業を、新型コロナウイルス感染対策に役立てると発表したと、サンパウロ州政府が広報した。

製造するのは医療従事者用ではない、簡単に取り扱える使い捨てマスク。作業を行うのは州のさまざまな地域の男性と女性の両刑務所で、約200名の受刑者が作業にあたるという。

写真は3月24日、サンパウロ州トレメンベ第一男性刑務所でのマスク製造(写真/Ana Paula Igual/Funap)

作業は、第一・第二女性刑務所において、刑務所管理事務局に関係している囚人支援マノエウ・ペドロ・ピメンタウ博士財団(Funap)によるマスクの製造にワークショップから始まった。これらの工場だけでも121台の機械が稼働しており、生産量は1日当たり1万8千個が見込まれるという。

トレメンベ第一男性刑務所でも作業は行われ、121台の機械で1日に1万8000個のマスクの製造が見込まれている。

今週、さらに、トゥピパウリスタ女性刑務所とアンドラヂーナ男性刑務所でマスク製造が開始される予定。トゥピパウリスタでは、1日あたり5,400個が36台の機械で生産され、アンドラヂーナでは、1日あたり2,600個が19台の機械で生産される予定だという。

このプロジェクトでは、3月30日からの週には、マスクの総生産能力が1日あたり2万6千個に達すると目されている。

ドリア知事は、このプロジェクトは他州でも導入が可能だとコメントしている。

(文/麻生雅人)

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