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ベロオリゾンチ市で第30回「エキスポ・カシャッサ」が開幕

写真は2019年に開催された第29回エキスポ・カシャッサ(撮影/カシャッサ麻生)

11月25日(木)、ミナスジェライス州ベロオリゾンチのコンベンションセンター、セハリーア・ヂ・ソウザで、カシャッサ見本市「エキスポ・カシャッサ」が開幕した。地元メディア「BHイベントス」が伝えている。

今回で30回目となる「エキスポ・カシャッサ」には、ブラジル全国から約150の出展者、約700のブランドが参加しており、展示や試飲とともに製品が紹介されるほか、品評会などが行われる。

クラフトビール見本市「ブラジル・ビール」も同時開催されており、こちらは14回目となる。

「UOL」の報道によると、29回目の「エキスポ・カシャッサ」(2019年6月開催)では、約200の出展者が参加して、約6万人が来場、5500万レアルのビジネスを創出したという。

エキスポカシャッサは、カシャッサ産業にまつわるさまざまなビジネスが紹介されているのも特徴で、蒸留器やサトウキビ搾汁機、熟成樽、容器(瓶、缶)の専門企業なども参加。この産業に関係するサプライヤー同志の情報交換の場、ビジネス環境を促進する機会としても、カシャッサが市場で存在感を高めるのに貢献してきた。

蒸留所や酒造企業のみならず、地場産業としてのクラフトカシャッサ製造を推進する自治体も出展、地元の製品をアピールしている。

「『エキスポ・カシャッサ』は、カシャッサを、長年置かれていた差別的な立場から引っ張り出し、上品な蒸留酒というステータスを確立させ、国内および海外市場でのカシャッサのPRと普及を図るという責任を担ってきました。23年前の1998年に、このミナスジェライス州で誕生したイベントが、国内でカシャッサ普及のリーダーシップをとり、世界的にも知られるようになったことを誇りに思います」(エキスポ・カシャッサ/ブラジル・ビール代表ジョゼー・ルシオ氏)

イベントは28日(日)まで開催される。

(写真・文/カシャッサ麻生)

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