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リオ市コパカバーナ海岸名物の年越しイベント「ヘヴェイリョン」、2年ぶりに開催される

2022年1月1日、リオデジャネイロ、コパカバーナ海岸で打ち上げられた年越しイベント「ヘヴェイリョン」の花火(写真/Fernando Maia/Riotur)

年末から年始にかけての年越しイベント「ヘヴェイリョン」。2020~2021年は中止となったが、2021~2022年は、規模を縮小して開催された。現地紙「G1」、「UOL」などが報じている。

日付が変わる時点で、ビーチから450メートル沖合に浮かべられた10艘のボートから約15トンの花火が打ち上げられ、約16分に渡って花火ショーが繰り広げられたという。

ただし、未だ新型コロナウィルス感染症のパンデミックが終息していないため、リオ市は開催にあたってビーチでのコンサートを行わないなど様々な対策を講じていた。その効果もあり、例年のようにコパカバーナビーチを人々が埋め尽くすことはなかったという。

ショーは開催されなかったが、海岸沿いに設置された25か所のスピーカーから、DJ MAMが選曲する音楽が流された。

また、アトランチカ大通りにある建造物の壁面には、ワクチン接種キャンペーンのメッセージが投影され、接種を呼び掛けるメッセージも流されたという。

公共交通機関の運行時間や交通が制限されていたことに加え、当日は小雨が降っていたことも人が集まることを防ぐ要因となったと「G1」は報じている。

それでも海岸には、新年を祝う白い服を着た人、海の女神に花を捧げる人、波を7回またいで願掛けをする人などが集まっていたという。
リオ市観光局も軍警察も、人数は公表していない。

年明けすぐの数分間には海岸にいる人々を狙った強盗の騒動があり、4名が刃物による負傷を負ったとのこと。リオ市警には少なくとも20名の容疑者が連行され、うち8名が携帯電話を含む金品の窃盗などで逮捕されたという。

市の保健局が用意していた臨時診療所では111件の診察が行われたが、その多くは軽傷と、アルコールの過剰摂取だったという。

夜明け後にリオ市清掃局が回収したゴミは320トンで、例年の約50%だったという。

(文/麻生雅人)

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