バルバッコアに限定メニューで北東部のソウルフード「ケージョ・コアーリョ」が登場

2023年 04月 8日

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バルバッコアのためにビルミルクが開発した焼きチーズ「ケージョ・コアーリョ」(画像提供/株式会社ワンダーテーブル)

シュハスコ(シュラスコ)の名店「バルバッコア」では、4月13日(木)よりディナー・メニューで、シュハスコにピッタリな“焼いて美味しいチーズ”2種類が楽しめるチーズ・フェアを開催する。

チーズフェアに登場するのは、ブラジル北東部名物の<ケージョ・コアーリョ>と<スモークチーズ>。

ケージョ・コアーリョ(またはケイジョ・ジ・コアーリョ)は、ブラジル北東部のソウルフードともいえるチーズ。主にセアラー州、リオグランジドノルチ州、パライーバ州、ペルナンブッコ州で作られている。

水分含有量が高く、脂肪含有量は35.0% から 60.0%。耐熱性のあるチーズなので、焼いて食べることができる。火にかけると歯ごたえのある固さになるのも特徴だ。

色は白く、ほんのりとした塩気と酸味がある。生でも焼いても食べられ、バイアォン・ヂ・ドイスなどの郷土料理にも使われる。北東部のビーチなどでは、長方形にカットされたチーズを串を指したものが屋台で焼かれて売られている光景もおなじみだ。

今回、チーズを監修したのはビルミルクのビルマル・デ・ソウザ・ファリアスさん。日本で<ケージョ・ミナス・フレスカウ(ミナス風フレッシュチーズ)>を作り続けているビルマルさんがバルバッコアのチーズフェアのためのケージョ・コアーリョを開発した。

「今回ビルさんに造っていただいたケージョ・コアーリョは火を通しても溶けにくいという性質を活かし、シュラスコにすると特に美味しく仕上がるチーズにしていただきました。まろやかな甘みとコクがあり、とてもクリーミー。柔らかく、噛むと弾力があり、むぎゅむぎゅとした食感で歯ざわりがとてもよいのが特徴です」(バルバッコア)

スモークチーズも焼くことでワインとの相性がより高まるという。

「焼き上げることで、更に香りが立ち、その独特な味わいは、ワインと相性抜群で、より一層の深みを加えてくれます」(バルバッコア)

チーズフェアは4月13日(木)~27日(木)までバルバッコア各店(青山本店、丸の内店、高輪店、渋谷店、新宿店、六本木ヒルズ店、虎ノ門ヒルズ店、心斎橋店、梅田店)で開催。

(文/麻生雅人)