ジョイス・モレーノ2024年ジャパンツアー、エドマール・カスタネーダとの共演も

ブラジルを代表するMPBのシンガーソングライターのひとり、ジョイス・モレーノが今年も来日する。

2024年のジャパンツアーでは、おなじみの彼女のバンドによる公演に加え、コロンビアのハープ奏者エドマール・カスタネーダをゲストに迎えての共演ステージと、公私にわたるパートナーのトゥッチ・モレーノを中心としたサンバキ・ジャズ・トリオのステージなど、バラエティに富んだプログラムが用意されている。

10月15日（火）は恵比寿ブルーノートプレイスにて、Sambaqui Jazz Trio feat. Tutty Moreno, Helio Alves & Rodolfo Stroeterが公演を行う。

ジョイスのバックを務めるおなじみの３人、トゥッチ・モレーノ（dr）、エリオ・アウヴィス（p）、ホドウフォ・ストロエテール（b）がサンバキ・ジャズ・トリオとして初登場。

このトリオは、ブラジルでは今年6月にリオデジャネイロでもライヴを行っている。リオのライヴでは「このトリオはモアシール・サントス、エルメート・パスコアウ、トン・ジョビン、エギベルト・ジスモンチからの影響をうかがわせ、壮大かつ創造性、独創性、夢にあふれたブラジルを表現することを目指している」と紹介されていた。

LIVE：19:00〜 (前半)/ 20:15〜 (後半)
前半後半それぞれ30分程、合わせて60分程の公演。入替なし、showによって内容は異なる。
https://www.bluenoteplace.jp/live/sambaqui-jazz-trio-241015/

10月17日（木）はコットンクラブにて、Joyce Morenoの公演。演奏はTutty Moreno, Helio Alves & Rodolfo Stroeter。ジョイスのバンドによるライヴ。

今回のジャパンツアーではジョイスのバンドのみのフルタイム演奏はコットンクラブのみとなる。ジョイス自身のレパートリーや思い出の曲などを、イベントとしてではなく、バンドのショーとしてじっくり堪能できるステージとなるだろう。

1st.show ：　open 5:00pm / start 6:00pm
2nd.show ：　open 7:45pm / start 8:30pm
https://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/joyce-moreno/

10月19日（土）、20日（日）はブルーノート東京にて、Joyce Moreno with special guest
Edmar Castanedaの公演。

これまでにもジョアン・ドナート、セウソ・フォンセカ、ゼー・ヘナート、セルジオ・サントスなど多彩なゲストがジョイスと共演してきたが、今回のお相手はコロンビアのハープ奏者エドマール・カスタネーダ。

2019年にブルーノート東京でヤマンドゥ・コスタと行った共演ライヴも記憶に新しいエドマール。“ハープのイメージを覆すパッションあふれるスタイル”で話題のエドマールとジョイス、今回のステージが世界初共演となる。

1st show open 3:30pm / start 4:30pm　
2nd show open 6:30pm / start 7:30pm
https://www.bluenote.co.jp/jp/artists/joyce/

（文／麻生雅人）