ブラジル代表、火曜の日本戦に向けて東京に到着
2025年 10月 13日
ブラジル男子サッカー代表は10月12日(日)、東京に到着した。セレソンは14日(火)午前7時30分(ブラジリア時間)に開催される日本代表との親善試合に臨む。
この試合は、2026年FIFAワールドカップに向けた準備試合として、アジア勢との最後の対戦となる。なお、ブラジルは10日(金)に韓国・ソウルで行われた試合で、韓国代表に5対0の快勝を収めている。
年内には、アフリカ大陸の代表チームであるセネガルおよびチュニジアとの対戦も予定されている。さらに、2026年前半にはヨーロッパの代表チームとの対戦も計画されているが、対戦相手はまだ決定していない。
出発前、チームは同日朝に韓国・高陽(コヤン)でカルロ・アンチェロッティ監督の指導のもとでトレーニングを行った。13日(月)午後4時には、試合会場である東京スタジアム(味の素スタジアムとしても知られる)で、試合前の最後の練習を行う予定。
東京オリンピックでU-23ブラジル代表で背番号10を務めたリシャルリソンは、アジアの地に良い思い出を多く持っている。男子サッカーでブラジルが2度目の金メダルを獲得したこの大会で、彼は5得点を挙げて大会得点王にも輝いた。優勝メンバーには、マテウス・クーニャ、ブルーノ・ギマランイス、ガブリエウ・マルチネッリも名を連ねており、彼らは14日(火)の日本戦に向けてアンチェロッティ監督のもと招集されている。
現在はブラジル代表の背番号9を背負うリシャルリソンは、再びカナリア軍団での活躍が期待されている。FIFA国際試合期間中の2試合のうち最初の韓国戦では、ブラジルが圧倒的な内容で勝利を収め、イタリア人監督からも高く評価された。
「韓国戦と同じ試合運びをここでも見せなければなりません。監督の信頼はすでに得ているので、練習してきたことを実践して、いい試合をしたい」と、現在イングランド・プレミアリーグのトッテナムでプレーする28歳のストライカー、リシャルリソンは語った。
「監督が信頼を寄せてくれると、より落ち着いてプレーできるし、物事が自然にうまく回り始めるんです。彼が自分に託してくれているその信頼を、ピッチ上で返したいと思っています」(リシャルリソン)
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)