ヴィニシウス・ジュニオールは“ヘキサの夢”を捨てない
2026年 07月 6日
W杯でブラジルの最多得点(4得点)を記録したヴィニシウス・ジュニオールは、ラウンド16での敗退についてサポーターに謝罪した。日曜(7月5日)、米国ニュージャージー州でのノルウェー戦を1対2で落とした後、取材に応じた同選手は、ブラジル代表を“ヘキサ”へ導くという自身の目標は揺らいでいないと強調した。
「非常に繊細な瞬間だ。試合内容、敗退、そしてこれほど重要な試合で正しいことができなかったことを考えると、今は言葉が少ない。信じてくれたサポーターに謝りたい。今回は叶わなかった。しかし、ブラジルを再び頂点に戻す努力を諦めるつもりはない」と、代表団の退出時に語った。
ブラジルのボール保持率はわずか32%。パス本数もノルウェーの半分にとどまった。FIFAの統計によれば、ヴィニシウス・ジュニオール自身は相手のプレッシャーによって誘発されたミスが15回と、両チーム最多だった。
「間違いなく、今日はほとんどプレーできなかった。それが大きく影響したと思う。ただ、W杯では簡単な相手などいない。ノルウェーは力強い代表だ」と、背番号7は認めた。
また、ブラジルが前半序盤に得たPKをなぜ自身ではなくブルーノ・ギマランイスが蹴ったのかという質問も受けた。ギマランイスのシュートはGKオルヤン・ニランに阻まれている。
「ミステル(アンチェロッティ監督)がブルーノを選んだ。僕たちは毎日練習している。僕は得点王を狙って自分が蹴りたいと主張するようなタイプではない。チームのためにプレーしているし、その場面ではブルーノが蹴るのが正しい判断だった。サッカーは、成功も失敗もある。胸を張って進むしかない。ブルーノには大きな敬意を払っているし、彼の大会での活躍は、あのPKで汚されるべきではない」と語った。
一方、試合後にメディア対応に応じたDFマルキーニョスは、PKのキッカー選択が技術スタッフの判断であったことをヴィニシウス・ジュニオールと同様に強調した。しかし、7月12日に25歳となるヴィニシウスとは異なり、ブラジル代表の主将は新体制を見据える発言を避けた。
「これが3度目のW杯だったが、残念ながらどれもタイトルを手にできなかった。それがどれほど難しいことかを示している。次の世代にとって、そして監督にとっても教訓になってほしい。自分がどうなるかは分からない。4年というのは非常に長い」と語った32歳の守備者は、2030年大会(ポルトガル、スペイン、モロッコ共催)では36歳を迎える。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




