リオ五輪のチケットは今からでも入手可能か?

2016年 03月 26日

カリオカ・アレーナ

南アメリカ大陸で初の開催となるオリンピック・パラリンピックが、2016年8月5日からブラジルのリオデジャネイロで、いよいよはじまる。

リオ五輪の日本向けチケットは、すでに昨年(2015年)8月から発売されているが、急にリオで観戦したいと思い立った場合、今からでもチケットを購入することは可能なのだろうか?

まずは念のため、正攻法で調べてみると…。

日本オリンピック委員会(JOC)のサイトをみてみると、現在、チケットの購入に関する情報は見当たらない。チケットに関する話題は、抽選販売の受付を開始した時のニュースのみだ(2016年3月25日現在)。

国際オリンピック協会のサイト(英語)でチケット情報をしらべると、日本では「チケットぴあ」が取り扱っているとのこと。しかし、チケットぴあでは、2015年8月5日(水)より抽選販売、2016年2月1日(月)より2次抽選販売を行っており、これらの受付はすでに終了したが、第3次発売は4月1日(金)の12時からインターネット先着順販売が行われる。

チケット売買会社での扱いはどうなっているのだろう? チケット売買ビジネスでは、元々の正規のチケット料金にくらべて購入価格が高くなる可能性があるが、とにかくチケットが必要だという人には気になるところだろう。

国際的な取引を行っているチケット売買会社が、現時点でまだ販売を行っていた(次ページへつづく)。

(文/加藤元庸、写真/Cidade Olímpica/PCRJ)
写真は2016年2月22日、リオデジャネイロ市、リオデジャネイロ市のオリンピック・パラリンピック施設のひとつ、バーハ地区オリンピック公園にある「アレーナ・カリオカ」

著者紹介

加藤元庸 Motonobu Kato

加藤元庸 Motonobu Kato
1980年代後半にインディーズ映画制作会社エンボディメントフィルムズを創設。後にワーナーブラザースで宣伝に関わった後、ロスアンゼルスで多くの映画製作に携わる。 カナダやメキシコでのロケ地経験を通して、ブラジルで日本のCM制作に関わり、ブラジルに魅せられる。「TVグローボ」の日本キー局アイピーシーワールドに参加。リアルなブラジルの慣習と日々闘いながら、新プロジェクト開発部長として勤続中。
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