在日ブラジル人コミュニティー支援のホリデーカード発売へ

2019年 11月 20日

グリーティングカードには、日本在住のブラジル人写真家カメラマン、ジョゼー・アウグスト・カツカワさんの写真が使われている (画像提供/ 在京ブラジル総領事館市民評議会 )

駐日ブラジル大使館、在京ブラジル総領事館、在京ブラジル総領事館市民評議会(ブラジル人コミュニティーを代表する団体)は、 今月、クリスマスと新年のグリーティングカードの販売をはじめた。

カードの販売は主に企業や団体向けで、 在京ブラジル総領事館市民評議会 は、企業や団体が、このカードを顧客などに送付する挨拶状に利用してもらえるよう、よびかけている。販売で得られる収益金は、ブラジル人コミュニティーの支援や特定の企画に使われるとのこと。

このカードの販売は、 駐日ブラジル大使館、在京ブラジル総領事館、在京ブラジル総領事館市民評議会による、ブラジル人コミュニティー向けの企画や支援を行うための資金を集める共同活動のキャンペーンの一環として行われているもの。

2020年に30周年を迎える日本におけるブラジル人コミュニティーは、この30年を通じて日本社会に文化的・経済的に多大な貢献をしたが、在日ブラジル人が日本社会に溶け込んでいくためには、まだまだ幅広い理解や支援を必要としている。

在京ブラジル総領事館市民評議会は、このプロジェクトによる支援が、これまで以上に在日ブラジル人が日本社会に溶け込んで、生活の改善を可能にするきっかけになれば、と広報している。

販売されるクリスマスと新年グリーティングカードには、日本在住のブラジル人写真家カメラマン、ジョゼー・アウグスト・カツカワさんの写真が使われている。

カードは25枚、50枚、100枚単位で販売され、価格は25枚で9,625円、50枚で19,250円、100枚で38,500円。個人での申し込みも可能。申し込みの締め切りは2019年11月20日。申し込みは icemanmogi@gmail.com まで。

(文/麻生雅人)