アンチェロッティ監督、敗退を嘆きつつ新体制を見据える

2026年 07月 6日

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ニュージャージー(米国)、2026年7月5日。ブラジルはノルウェーに1対2で敗れ、2026年ワールドカップから姿を消し、史上最長の無冠期間を更新することになった(写真:Rafael Ribeiro/CBF)

カルロ・アンチェロッティ監督は、ブラジルはこの日曜(7月5日)のノルウェー戦は、勝っていてもおかしくなかったと評価した。米国ニュージャージー州での1対2の敗戦、そしてアーリング・ハーランドの2得点により、ブラジル代表は1990年以来となるワールドカップ・ラウンド16敗退という最低成績で大会を去ることになった。

「結果にはとても悲しんでいる。しかし、このW杯は良いグループで、美しい経験だった。選手たちには感謝している。よく働き、良い雰囲気を作ってくれた。ただ、スポーツではすべてが完璧にはいかない。今日の努力を考えれば敗戦はふさわしくなかったと思うが、同時に、相手チームには非常に優れた選手がいて、彼らが違いを生んだことも認めなければならない」と、監督は記者会見で語った。

ブラジルは決定機を作りながらも得点に結びつけられず、前半序盤にはブルーノ・ギマランイスがPKを失敗した。試合全体を通じてブラジルはカウンター主体の構えを取り、ボール保持はノルウェーが支配。パス本数はノルウェーが581本、ブラジルが291本と、ほぼ倍の差がついた。

「今日の試合はコントロールできているように見えた。チャンスもあった。高い位置からのプレッシングは難しかった。なぜならノルウェーは(MF)マルティン・ウーデゴールが大きく下がるので、ハーランドを1対1で残すリスクがあったからだ」とアンチェロッティ監督は説明した。

「彼らはボール保持で試合の強度を保とうとしていた。我々は70分間、試合の主導権を握っていた。しかし最後はハーランドが決めた」と続けた。

監督は、前半0対0の場面でPKをブルーノ・ギマランイスに蹴らせた理由についても問われた。ヴィニシウス・ジュニオールではなく、なぜギマランイスだったのかという質問だ。アンチェロッティ監督によれば、当時ピッチにいた選手の中で最も成功率が高かったという。

「1年間の統計を取った。相手選手と我々の選手の両方だ。PK成功率が最も高いのはネイマール。次がイゴール・チアゴ、ハフィーニャ、そしてブルーノ・ギマランイス。次が(FW)ガブリエウ・マルチネッリだ。ピッチ上で最も適切な選択をした」とイタリア人指揮官は説明した。

<新たな体制へ>

アンチェロッティ監督は、W杯前に契約を2030年まで延長しており、すでに次回大会(ポルトガル、スペイン、モロッコの3か国共催)を見据えている。

ブラジルサッカー連盟(CBF)はまだ正式発表していないものの、オーストラリア連盟は9月25日と29日に、タウンズビルとブリスベンでブラジル代表との親善試合を開催すると公表している。

「今は悲しみを受け止めなければならない。しかし、その後は、この代表の未来について考える必要がある。若い選手たちのしっかりしたグループがあり、続けられるベテランもいて、新たに入ってくる選手もいる。こうした瞬間を経験すると、敗北は同時に“始まり”でもあると考えなければならない。我々は改善を続ける必要がある。これは終わりではない。新しい体制の始まりだ」と、監督は締めくくった。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)